下らぬ配慮、ないしは偽善 ~ フジ、NHK、TBSがドラマの放送自粛
テレビ局は日ごろ下らない番組をいくらでも垂れ流しているくせに、肝心なところでおかしな「配慮」を忘れない。
フジ、NHK、TBSがドラマの放送自粛 - asahi.com : 社会
女が刃物を振り回すシーンはご法度ということらしい。視聴者への影響を配慮してのことだとか。おお何と素晴らしき配慮! しかし本当かね。だったら、交通事故のシーンはどうなる? 交通事故では年間数千人がなくなっており、その親族の数はどう少なく見積もっても一万人は下らないと思うが。この方たちへの心理的影響には配慮しなくていいのかね?
こうした番組自粛の話が出るたびに思うが、テレビ局の製作担当者は、もう少し「自分の大脳」を使う訓練に真面目に取り組むべきではないのだろうか。少なくとも自分の力で価値判断ができる程度には知力をつけて欲しいものだ。その知力がないから、こういうどうでもいい「自粛」を止められない。
一部のバカ市民がいろんなドラマのシーンやCMを差別表現だとか何とかいろいろクレームをつけてくることへの防衛という面もあるのだろう。しかし、「片手落ち」という言葉がテレビで使えないとか、どう考えてもおかしいのであり、そんなおかしなクレームを跳ね返すぐらいはやって当然であろう。これにもそれ相応の「知力」が必要となる。
論理性を欠く「自粛」がまかり通る一方で、監督の顔を便器に見立てた下らないコントもどきでプロ野球球団をカンカンに怒らせて、騒動が大きくなってから大慌てで謝罪するといった情けない事件も勃発する。
どちらも、ちょっと頭を使えば回避できるはず。それができない日本のテレビ局は己のバカさ加減をもっとちゃんと認識するべきだろう。


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